eスポーツのトップチーム、アバランチとの提携でWeb3ゲームに参入

世界トップクラスのeスポーツチーム「TSM」は3月7日、ゲームプラットフォーム「Blitz」の構築に際して、アバランチ(Avalanche)が独占的なブロックチェーンパートナーになると発表した。

リリースによると、TSMはアバランチのサブネットを使ってBlitzを構築し、アバランチの名前を冠したトーナメントを開催する予定。「パフォーマンスのインサイトと学習ツールでゲーマーのスキル向上を支援し、プレーヤーはBlitzアリーナで賞金をかけて競うこともできる」という。

アバランチブロックチェーンを手がけるアバラボ(Ava Labs)のジョン・ウー(John Wu)社長は「アバランチの完全にカスタマイズ可能なサブネットは、1秒以下の取引速度、スケーラビリティ、セキュリティを備え、TSMのような組織が数百万ものユーザーのためにゲームの可能性を広げることを支援するために構築された」と述べた。

TSMとアバランチのパートナーシップは、Web3に数百万のeスポーツゲーマーを取り込むことを目的としている。以前、TSMは11月に破産した暗号取引所FTXとパートナーシップを締結していた。FTXとの2億1000万ドル(約286億円、1ドル136円換算)のパートナーシップは、当時、eスポーツ史上最大規模と言われた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Esports Giant TSM Enters Into Web3 Gaming Partnership With Avalanche