「リブラ」 Facebook子会社カリブラの責任者が緊急来日──10月2日、日本戦略を語る【b. tokyo】

2019年10月2・3日のブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo 2019」では、「Facebook『Libra(リブラ)』が目指すもの──担当ディレクターが語る日本戦略」というセッションが開催される。

セッションには、Facebookの子会社で、注目のデジタル通貨「リブラ」の関連サービスを提供する「カリブラ」のビジネス開発ディレクターが登壇する。迫るのはCoinDesk Japanの佐藤茂編集長代理。リブラが目指すもの、特に日本での戦略などを中心に、来場者の疑問をぶつけてくれるはずだ。

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キャサリン・ポーター氏(Calibraビジネス開発ディレクター)

Facebook子会社のCalibraビジネス開発ディレクター。カリブラ(Calibra)は、デジタル通貨「Libra(リブラ)」のネットワークにアクセス・参加するための金融サービス。2020年に、ブロックチェーン技術によって実現する新しいグローバル通貨であるLibraの貯金や送金、使用ができるデジタルウォレットの提供を始める予定だ。ポーター氏は過去、セールス、マーケティング、ビジネス開発、グローバルでの権限を持つゼネラルマネージャーを担当し、コンシューマー領域および企業のテクノロジー領域に関わる職種で20年以上の経験を持つ。バージニア大学で文学士号を取得。日本語も堪能。

佐藤茂氏(CoinDesk Japan編集長代理)

藤茂氏(CoinDesk Japan編集長代理)

ブルームバーグ、ダウ・ジョーンズで約15年間、金融、M&A、IPO、スタートアップ、エネルギーを中心に取材、執筆をしてきた佐藤氏。CoinDesk Japanには創設から参画、 これまでにJPモルガン野村ホールディングスアカマイなど金融機関・ブロックチェーンテクノロジー企業への取材を重ねてきた。米Business Insider日本版の創設メンバーでもあり、Managing Editor(副編集長)を務めている。長年の取材経験を通じ、金融やテクノロジーに関する幅広い知見を得ている佐藤氏と、リブラのキーパーソンであるポーター氏の対話からは、リブラが一体どのような通貨になるのか、Facebookやカリブラが実現を目指す未来像を含め、具体的なイメージとして浮かび上がってくるのではないだろうか。

2019年、最大のインパクト

Facebookの「Libra(リブラ)」の発表は、仮想通貨・ブロックチェーンビジネスに関わる誰もが認める、間違いなく2019年で最も大きなインパクトを持ったトピックと言えるだろう。

リブラ協会が発表したホワイトペーパーには、VISA、マスターカード、PayPal、Uber、eBayといった名だたる企業が並び、ステーブルコインを目指した通貨バスケット制、協会によるガバナンスなど、仮想通貨やコンソーシアムの在り方に新たな視点をもたらした。その定義や規制をめぐり各国政府でさまざまな議論が起こっていることは周知のとおりだ。

本セッションは、金融サービスの提供を専門とするFacebookの子会社「カリブラ」の責任者が登場する、非常に貴重な機会となるだろう。

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【日時】2019年10月2日(水)・3日(木) 9:30〜18:45 (予定)

【場所】ホテル雅叙園東京

【URL】https://navenue.jp/btokyo2019/

【参加対象】ベンチャー企業/スタートアップ関係者、VC/CVC関係者、金融/IT/メディア/自動車/エンターテイメント/ゲーム/教育/アート/不動産/エネルギー企業関係者、経営企画/研究開発部門担当者、自治体産業推進担当者、一般投資家など

【メディアパートナー】CoinDesk Japan、WIRED Japan、日本経済新聞

【コミュニティパートナー】一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)、一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)、一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)、ブロックチェーンハブ、CryptoBowl、FINOLAB、HashHub、Neutrino

【動員数】3000人(見込み・2日間合計)

文・編集:CoinDesk Japan
写真:N.Avenue