レイヤー2スケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)は、SaaS大手のセールスフォース(Salesforce)と提携、NFTベースのロイヤルティプログラムの構築を目指す。
「セールスフォースは、トークンベースのロイヤルティプログラムを構築を目指す顧客のために、ポリゴン導入をサポートする」ポリゴンラボ(Polygon Labs)のライアン・ワイアット(Ryan Wyatt)社長は3月16日、ツイートした。
同社は15日、サービスを拡大し、NFTを使ったロイヤルティ・ログラムのマネジメントも行うと発表していた。
「イーサリアムとポリゴンで作られたコレクションからのリアルタイムのブロックチェーンデータをCRM内でモニターできる」とセールスフォースはWebサイトに記している。
セールスフォースにコメントを求めているが、当記事執筆時点までに返答はなかった。
ロイヤルティプログラムは、企業に利益をもたらすと言われている。リワードプログラムを提供するSmile.ioのデータによると、企業の収益の約40%はリピーターが生み出しているという。
近年、ブロックチェーン技術は、顧客とのエンゲージメントを高め、顧客にポイントなどのロイヤルティ報酬を提供するための利用が拡大している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Polygon Partners With Salesforce for NFT-Based Loyalty Program