秋元康氏、アイドルグループ、メタバース、暗号資産…。注目のキーワードが揃ったプロジェクトは、日本のWeb3普及を加速させるだろうか。
オーバースは3月29日、総合プロ デューサーに秋元康氏を迎え、新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT』を開始すると発表した。従来のアイドル像や活動領域、グループ運営に捉われず、時代の変化やニーズに合わせて「アップデートされる」アイドルグループを目指す。
リリースによると、コンサートや握手会などの「リアル」な場での活動のみならず、メタバース空間やオンライン上などの「バーチャル」な活動を展開。現実空間と仮想空間、国内や海外といった概念を超え、従来のアイドルよりも活動領域を拡大して、情報発信、ファンとの相互コミュニケーションを実現するという。
また、プロジェクトの運用資金として、 オーバースが発行する暗号資産『Nippon Idol Token(NIDT)』による資金調達、いわゆるIEOを実施。NIDTは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるユーティリティ・トークン。29日より暗号資産取引所のDMM Bitcoinとcoinbookで購入申し込みが開始された。
トークン保有を通じたアイドル活動の支援が可能になるほか、保有者には、一部プロデュースへの参加、限定イベントへの招待、NFTの付与などの特典が予定されている。
|文・編集:増田隆幸
|トップ画像:リリースより