ビットコインとバイナンスコイン、噂で下落──ジャオCEOがインターポールから国際手配?

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)のバイナンスコイン(BNB)は、インターポール(国際刑事警察機構)が創業者兼CEOのチャンポン・ジャオ氏に対してレッドノーティス(国際手配書)を発行したとの噂で4月3日午後遅くに3%以上下落した。

暗号資産コミュニティから数多くフォローされているツイッターユーザーのCobieからの暗号化されたメッセージには「Interpol Red Notice for CZ」と書かれていた。メッセージはもともと、ビットコインなど、多くの暗号資産で使われている暗号化技術「SHA-256」を使って暗号化された英数字の羅列でツイートされていた。

バイナンスとインターポールの広報担当者にコメントを求めているが、まだ返答はない。

バイナンスコインは投稿後の数分で4%近く下落し、当記事執筆時点では24時間で3.5%下落。ビットコイン(BTC)も同様に小幅な打撃を受け、1%強下落し、2万7770ドル付近となっている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin, BNB Drop on Unverified Rumor Binance’s CEO Faces Interpol Red Notice