ナイキは、2022年11月にスタートさせたWeb3プラットフォーム「.Swoosh」で、まもなく初のNFTスニーカーコレクションを発表する。「Our Force 1(OF1)」と名づけられたバーチャルスニーカーは、ナイキを代表するスニーカー「Air Force 1」にインスパイアされたものだ。
4月18日から、一部の.Swooshユーザーに「ポスター」のエアドロップを開始、受け取ったユーザーは5月8日からの先行セールにアクセスできる。5月10日には、.Swooshの全ユーザーが購入可能になる。
ユーザーは「Classic Remix」ボックスと「New Wave」ボックスの2種類のボックスを選択できる。各ボックスには、2023年1月に4人のナイキファンが共同制作したデザインなど、異なるデザインのOur Force 1が収められている。ボックスの価格は19.82ドル、Air Force 1が発売された年にちなんでいる。
各NFTには、ホルダーが「新しい方法で自分自身を表現する」ために使用できる3Dファイルが付属、将来的には「特別な物理的製品や体験」をはじめとする、さまざまなユーティリティを追加する予定という。
「私たちは、物理的な製品の障壁や制約を排除しながら、ストーリーを伝え、関係を構築する新しい方法を模索している」とナイキ・バーチャル・スタジオ(Nike Virtual Studios)のゼネラルマネージャー、ロン・ファリス(Ron Faris)氏はプレスリリースで述べている。
ナイキは2022年11月、.Swooshのベータ版を公開。Web3教育のためのリソースであり、バーチャルスニーカーなどのデジタルコレクションを購入・取引するためのプラットフォームとして利用するとしていた。また、.Swooshで購入したアイテムはビデオゲームやメタバースの中で着用できると述べていた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Unsplash
|原文:Nike is Releasing Its First Digital Sneaker Collection on .Swoosh