レイヤー1ブロックチェーンAvalancheの開発で知られるAva Labsは5月25日、ノーコードでブロックチェーンエコシステムを構築できる企業向けのWeb3ローンチパッド「AvaCloud」を発表した。
カスタムブロックチェーンには多くの人手に予算、そして時間が必要であるが、AvaCloudではブロックチェーンの作成から運用・管理までの包括的なサービスを提供されるため、より安価に迅速かつ低リスクでWeb3製品を開発できるという。また、AvaCloudを利用したブロックチェーンはKYC(本人確認)やプライバシーといったバリデータ要件をカスタマイズでき、厳格な規制のある業界や政府機関でもブロックチェーン技術の恩恵を受けることができるとしている。
Ava Labのシニア・バイス・プレジデントNicholas Mussallem氏は、「AvaCloudによって、ブロックチェーンのための人員を雇う必要なく、最適な構成と24時間年中無休のSLA(サービスレベル契約)を備えたプロジェクトを1カ月以内に市場に投入できます」とコメントしている。
リリースによれば、すでに韓国企業SKや、人気ゲームアプリのBlitz、AAAゲームスタジオのShrapnelがAvaCloudでカスタムブロックチェーンの開発を進めているという。
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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