ブラジル最大の暗号資産取引所、決済機関としての認可取得

ブラジル最大の暗号資産(仮想通貨)取引所メルカド・ビットコイン(Mercado Bitcoin)は6月2日、ブラジルの中央銀行から決済機関としての認可を受けた。現地紙のValor Economicoが報じた。

同社は電子マネー発行者というポジションのもと、決済機関として運営することを許可されたという。

Mercado Bitcoinのロベルト・ダニョーニ(Roberto Dagnoni)CEOは「中央銀行による承認は重要なステップ。顧客にさらに完全なエクスペリエンスを提供するための事業拡大計画を継続することができる」と声明で述べた。

メルカド・ビットコインはすでにデジタル口座「MB Pay」を運営しており、400万人以上のユーザーが暗号資産を購入したり、利回りを得たり、他の資産クラスに投資している。

ダニョーニCEOは、暗号資産の可能性と伝統的な金融サービスを組み合わせた金融サービスの提供を計画していると付け加えた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:メルカドビットコインCEO兼2TM会長のロベルト・ダニョーニ氏(2TM)
|原文:Mercado Bitcoin, Brazil’s Largest Crypto Exchange, Receives License as a Payment Institution