ソラナ財団(Solana Foundation)は、米証券取引委員会(SEC)が暗号資産ソラナ(SOL)を未登録証券として分類したことに異議を唱えている。
今週、SECは暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスおよびコインベースを提訴し、SOLをはじめとする「暗号資産証券(Crypto Asset Securities)」の取引を容疑の1つにあげた。
「ソラナ財団は、SOLは証券ではないと強く信じている」と同財団は声明でCoinDeskに語った。
「SOLは、ソラナブロックチェーンのネイティブトークンで、堅牢、オープンソース、コミュニティベースのソフトウェアプロジェクトであり、分散型のユーザーと開発者の関与によって拡大・進化している」
6月8日、ニューヨークで行われたソラナのハッカーハウス・イベントでは、コミュニティは規制上の面倒をあまり気にしていないようだった。
「開発者の誰一人も気にしていないと思う」とある開発者は語った。
「SOLがセキュリティであることは、ソラナ上で開発している誰一人にも影響を与えない」
バイナンスとコインベースを提訴するなかで、SECはSOLのほかに、カルダノ(ADA)、ポリゴン(MATIC)、サンドボックス(SAND)、ファイルコイン(FIL)、アクシー・インフィニティ(AXS)、チリーズ(CHZ)、フロー(FLOW)、インターネット・コンピューター(ICP)、ニア(NEAR)、ボイジャー(VGX)、ダッシュ(DASH)、ネクソ(NEXO)も証券と認定した。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:リスボンでのパーティ(CoinDesk)
|原文:Solana Foundation: SOL is ‘Not a Security’