ソラナ、カルダノ、ポリゴンが一時20%以上下落

暗号資産取引所バイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)に対する米証券取引委員会(SEC)の提訴において、13の暗号資産が証券と見なされてから数日、いくつかは24時間で20%以上下落した。

データをみると、下落は米東部時間10日早朝に起きた。ソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、カルダノ(ADA)は数時間で25%も下落。ツイッター上では、流動性が低い市場環境のなかで、大手暗号資産ファンドが保有資産を売却したのではないかとの声も聞かれた。

週次下落率は34%に達している。

CoinGecko

バイナンストークン(BNB)、ドージコイン(DOGE)、エックス・アール・ピー(XRP)なども11%以上下落。ビットコイン(BTC)は3.6%下落、イーサリアム(ETH)は4.5%下落。

Coinglassのデータによると、暗号資産関連先物は10日早くに3億ドル近くの清算が発生、今週初めの9カ月ぶりの清算額を上回った。

今週初め、2つの取引所の提訴のなかでSECは複数のアルトコインを証券とみなした。これを受けて、人気決済アプリのロビンフッド(Robinhood)は、カルダノ、ソラナ、ポリゴンのサポートを終了させたようだ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ソラナの1週間の価格推移(CoinDesk)
|原文:SOL, ADA, MATIC Tokens Slide 20% in Sudden Move Days After SEC Lawsuit Allegations