暗号資産(仮想通貨)取引所でのビットコイン(BTC)供給量が2018年2月以来の最低水準に落ち込んでいることが、ブロックチェーンデータ企業サンティメント(Santiment)のデータで明らかになった。
アメリカ証券取引委員会(SEC)が大手取引所のバイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)を未登録の証券をアメリカの顧客に提供しているとして提訴した後、大きな下落があり、過去1週間で6.4%の供給が取引所を離れた。
📉 #Bitcoin's exchange supply has now fallen to its lowest level since February, 2018. Traders continue moving $BTC to self custody during the uncertainty surrounding #Binance & #Coinbase. As long as these #SEC lawsuits loom, this trend should continue. https://t.co/CBOxJ8oA07 pic.twitter.com/c7MQyMswgp
— Santiment (@santimentfeed) June 14, 2023
データによると、供給量は当時弱気だった市場の底でピークを迎えた2020年以降、着実に減少している。これは、トレーダーや投資家が自己管理を優先して取引所からビットコインを持ち出し続けていることを示唆している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:井上俊彦
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|原文:Bitcoin Supply on Exchanges Slides to Three-Year Low