第2四半期の暗号資産取引高、年初来の低水準:Kaiko

暗号資産(仮想通貨)取引高はKaikoのデータによると、マーケットメーカーが取引を縮小したことで、第2四半期(4-6月期)は年初来の低水準で推移している。

2023年第2四半期、トップ10暗号資産(ステーブルコインは除く)の1日あたり平均取引高は、100億ドル(約1億4000億円)。第1四半期は180億ドルだった。

規制当局による取り締まりが強まり、トレーダーやマーケットメーカーが取引を縮小していることが要因となっているようだ。

暗号資産別のシェア(Kaiko)

暗号資産別のシェアを見ると、ビットコイン(BTC)は3月末のピークから約20%低下、イーサリアム(ETH)は5%上昇した。バイナンスコイン(BNB)は、規制懸念のなか、ここ数日で2%から7%以上に上昇している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Kaiko
|原文:Crypto Trading Volumes Drop in Q2 to Yearly Lows