本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は1.8と弱い。2月に本レポートを開始して以来、総合評点が2を割ったのは初めて。移動平均線とMACDは2点としたが、これを1点にしたら1.5に下がっていた。トレンド系は全て下向き。レンジ下抜けがダマしとなる可能性も残るが、下方向を警戒したい。ただし338万円と次のサポートは比較的近い。
パターン分析
平行チャネルのレンジを微妙に下抜け。翌日反発していることからサポートされたという見方も可能ながら、素直にレンジブレークしたと見れば、次のサポートは半値押しの338万円近辺か。
評点:2
移動平均線
先週デッドクロス発生。その分の下落はこなした印象があるが、上向きだった25MAも下向きに転じ、まだ下向き継続か。
評点:2
一目均衡表
遅行線がローソク足を下抜け、ローソク足が一目の雲の下にあり、転換線も基準線の下にあり、三役逆転の売りサイン点灯。
評点:1
ボリンジャーバンド
バンドは拡大気味でローソク足がバンドの下限に張り付いており、下向きのバンドウォークが始まった可能性がある。
評点:1
MACD
デッドクロス発生から2週間弱経過したが、まだ両線とも下向きで弱い形。
評点:2
RSI
40台で方向感なし。
評点:3
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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