本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は4.3と先週から一転。レンジ下抜けはダマしに終わり、逆に上にブレーク。トレンド系はいずれも上向きで上値余地を示唆しており、レンジの倍返しで見た上値の目途は460~470万円。但し、買われ過ぎゾーンに入っており、一旦はこの水準でもみ合う可能性も。
パターン分析
レンジ下抜けはダマしに終わり、3か月続いたレンジをクリアに上抜け。350~410万円のレンジの幅の倍返しが470万円。またレンジに入る前の上昇幅が約115万円で、それを今回の安値347万円に足すと462万円。460~470万円が上値の目途となる。
評点:5
移動平均線
6月20日から21日にかけてゴールデンクロス。その分の上昇は既にこなした印象もあるが、両線とも上向きで買いサイン点灯中。
評点:4
一目均衡表
ローソク足が一目の雲の上に抜け、遅行線もローソク足を上抜け、転換線が基準線を僅かに上回り、三役好転の買いサイン点灯。
評点:5
ボリンジャーバンド
バンドは拡大、ローソク足がバンドの上限に張り付いており、上向きのバンドウォークが発生中。
評点:5
MACD
ゴールデンクロス発生、両線とも上向き。
評点:5
RSI
70台と買われ過ぎゾーン突入。強いトレンドが出やすいBTCはオシレーターが効きにくいと言われることもあるが、反転とまではいかなくとも、一旦は相場が止まりやすいポイント。
評点:2
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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