ANA、NFT事業を開始──独自マーケットプレイス開設
全日本空輸(ANA)とANA NEOは5月30日、NFT事業すると発表した。
独自のNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をANA NEOが開設。リリースによると、エアライングループとしては世界初としている。ANA NEOは「メタバースによる旅の拡張体験」を掲げており、バーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale」を運営している。
早川書房、世界初の「NFT電子書籍」付き新書を発売
早川書房とメディアドゥは6月1日、本編と同じ内容が収録された「NFT電子書籍」がセットで付いてくるNFT電子書籍付き新書を発売すると発表した。紙の書籍にNFT電子書籍が付くのは世界初の試みだという。
ステーブルコインのパブリックチェーン間の取引を可能に──三菱UFJ信託銀行、Datachain、TOKIが技術提携
三菱UFJ信託銀行、Datachain、ドバイを拠点にするTOKI FZCOの3社は6月2日、ステーブルコイン発行管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」によって、さまざまなパブリックブロックチェーンで発行・流通が見込まれるステーブルコインについて、パブリックブロックチェーン間のクロスチェーンインフラ構築のための技術提携を開始したと発表した。
Oasys、ブロックチェーンゲームをテーマとしたハッカソンを東京で開催
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは6月6日、Japan Blockchain Week中の6月23日から7月12日まで、ハッカソン「Oasys TOKYO HACKJAM」を開催すると発表した。賞金総額は65,000 USD(約900万円)を予定しており、6日からエントリーの受付を開始する。
Web3のポートフォリオ可視化サービス「defitact」が公式ローンチ
暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営するpafinは6月5日、保有する暗号資産の数量や時価などを可視化するWeb3サービス「defitact(ディファイタクト)」を公式ローンチしたと発表した。同様のサービスは国内初だという。
三井物産デジタル・アセットマネジメントとソニー銀行、デジタル証券による資産運用サービス「ALTERNA」での連携を開始
三井物産デジタル・アセットマネジメントとソニー銀行は6月9日、業務委託契約を締結し、三井物産デジタル・アセットマネジメントが開発・運営するデジタル証券サービス「ALTERNA(オルタナ)」を、ソニー銀行の顧客向けに提供開始すると発表した。ソニー銀行は、インターネット銀行におけるALTERNAアライアンスパートナー第1号となる。
三井物産、アニモカブランズと提携
三井物産は、web3大手のアニモカブランズ(Animoca Brands(アニモカブランズ )と資本業務提携および戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したと6月19日発表した。
三井物産の幅広い事業アセット、さらにはパートナーや顧客とのネットワークを活用し、主に日本国内におけるweb3の普及とイノベーションを促進する新たなビジネス創出を目指すという。
Web3の中核を担うブロックチェーン連携技術を提供開始
富士通は6月15日、自律分散型社会を支える「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」のデータトラスト基盤「Data e-TRUST」に、複数のブロックチェーンシステムを容易に連携できる当社独自の「ConnectionChain(コネクションチェーン)」技術を試験的に統合することで、複数の経済圏を柔軟かつ安心安全に連携できる試作環境を当社グローバルパートナー共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」に参画するパートナーを対象に6月30日から提供を開始すると発表した。
グリー、Mysten Labsと戦略的パートナーシップを締結 Suiのバリデーションを開始
グリーは6月22日、Layer1ブロックチェーン「Sui」の開発元である米Mysten Labsと戦略的パートナーシップに係る覚書を締結したと発表した。子会社のBLRDを通してLayer1ブロックチェーン「Sui」のバリデーションを開始し、日本発のIPを活用したWeb3ゲームのSuiでの展開に向けた取り組みを進めるという。
レコチョク、音楽NFTの二次流通取引で「SBI Web3ウォレット」採用、暗号資産不要で誰でも取引が簡単に
SBINFTとSBI VC トレードは6月23日、レコチョクが自社基盤を使って発行・販売するNFTを二次販売している「SBINFT Market」内の「murket Second Market」において、「SBI Web3ウォレット」が採用されたことを発表した。また今後、音楽を聴く権利がついたNFT(音楽NFT)の二次流通において、著作権処理を推進することも発表した。
OasysにNTTドコモ子会社がバリデータとして参画
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは6月23日、NTTドコモの子会社である新領域企画準備株式会社が、新たにOasysのバリデータとして参画すると発表した。
三菱UFJ信託銀行、Datachainに出資
三菱UFJ信託銀行はDatachainに出資する。Datachainが6月26日、同信託銀行からの資金調達を発表した。
これまで事業検討、技術検証を進めてきたステーブルコイン、セキュリティトークン(デジタル証券)、クロスチェーン技術をベースにした取り組みの商用化に向け、さらに連携を強化していくという。
楽天ウォレットがOasysにバリデータとして参画
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは6月26日、暗号資産交換業者の楽天ウォレットが新たにOasysのバリデータとして参画すると発表した。将来的には楽天ウォレットが展開するサービスとOasysエコシステムとの連携の可能性も検討されるという。
OasysとMIXI、コンテンツでの協業に向け協議を開始
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは6月27日、MIXIとさらなるコンテンツでの協業に向け協議を開始したと発表した。MIXIは今年4月からOasysネットワークにバリデータとして参画しており、Web3.0に関する事業の幅を広げる形となる。
スターテイル・ラボ、ソニーネットワークコミュニケーションズからシードラウンドで約5億円を調達へ
Astar Networkの開発で知られるスターテイル・ラボは6月28日、ソニーネットワークコミュニケーションからシードラウンドで約5億円の資金調達を行うと発表した。両社は第三者割当増資に伴う株式割当契約を締結し、ソニーネットワークコミュニケーションズ代表取締役・執行役員社長の渡辺潤氏が新たにスターテイル・ラボの取締役に就任する予定という。
日本ブロックチェーン協会xガイアックス共催ハッカソン
日本ブロックチェーン協会(JBA)は6月28日、ガイアックスとの共催で、ブロックチェーンのアプリ開発の事前知識が得られる「JBA Blockchain Bootup Day」と、次世代のweb3業界を担う人材を発掘する、2週間のハッカソン「JBA Blockchain Hackathon 2023 Summer」を開催すると発表した。
日本円ステーブルコインのJPYC、YGG Japanと業務提携
日本円連動ステーブルコイン『JPYC』を取り扱うJPYCは6月28日、世界最大のDAO型ゲーミングギルド「Yield Guild Games(YGG)」日本上陸のビジネスパートナーのForNとの業務提携を発表した。
Animoca Brands Japan、Gryfyn、Hondaが コラボレーション
Animoca Brands Japanは6月29日、モータースポーツの世界でのファン・エンゲージメントを変革するために、Web3ウォレットプロバイダーのGryfyn、本田技研とのコラボレーションを発表した。
Web3技術とGryfynの安全なウォレットプラットフォームを活用して、ファンにユニークでインタラクティブな体験を提供。オハイオ州ミッドオハイオで開催されるIndy 200から開始するという。
ALTERNA(オルタナ)、1号案件(約15億円)の募集終了
三井物産デジタル・アセットマネジメントは6月29日、デジタル証券を活用した安定資産投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」において、1号案件となる日本橋エリアの1棟レジデンスを裏付けとした「三井物産のデジタル証券~日本橋・人形町~(譲渡制限付)」の約15億円の募集を終了し、ファンド運用を開始したと発表した。
テレビ東京、生成AIとNFTを活用した「AI Vtuber」事業参入
テレビ東京は6月30日、シンガポールを拠点にNFTゲームプラットフォームを運営するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd. (DEA)と共同で、生成AI「ChatGPT」とNFTを活用した新キャラクターを開発すると発表した。さまざまな個性を持った7人のAI Vtuberを開発するという。
|文・編集:CoinDesk JAPAN編集部
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