ソニー銀行は7月4日、三井住友信託銀行が組成・発行する「合同運用指定金銭信託受益権」の募集を取り扱うと発表した。合同運用指定金銭信託受益権は、ブロックチェーン基盤を活用して有価証券等に表示される権利を小口化した「デジタル証券」(セキュリティトークン)で、日本の銀行が取り扱うのは今回が初めてだという
今回新たに組成されるのは、ソニー銀行の投資用マンションローン債権などを裏付け資産とした優先受益権で運用される、合同運用金銭指定信託のデジタル証券。Securitize社が提供するプライベート型ブロックチェーン基盤に、電子記録移転権利として管理され、その発行などにかかる財産的価値の記録が一連の電子的な処理によって行われる。
この取り組みにより、個人にとって投資機会が限られていた大規模な資産に対して、少額での投資機会を提供することが可能になるという。
|文・編集:CoinDesk JAPAN編集部
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