マトリックス法によるテクニカル分析(2023/7/7)ビットコイン、かろうじて上昇トレンド継続:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は3.2とかろうじて中立の3を上回る。レンジを上抜け、新たなレンジを形成、方向感を失ったが、なんとか上昇トレンド継続か。

パターン分析

3か月続いた350~410万円のレンジを上抜け、425~455万円の新たなレンジを形成しつつある。あまり方向感はないが、あえて言えば前回のもみ合い幅の倍返し水準となる470万円程度までの上値余地はありそう。

評点:4

移動平均線

ゴールデンクロス後の上昇は既にこなし、9MAが横ばいになり方向感が無くなった。場合によってデッドクロスとなる可能性も。

評点:3

一目均衡表

引き続き三役好転の買いサイン点灯中。

評点:5

ボリンジャーバンド

バンドがスクィーズし方向感が無くなった。短期的にもバンドの中央付近でニュートラル。

評点:3

MACD

MACDシグナルは横ばいでダマしの可能性は残るが、デッドクロス発生。

評点:1

RSI

50台に戻り方向感出ず。

評点:3

評点

※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測を行うものではありません。
※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願いいたします。

|編集:coindesk JAPAN
|画像:Rakuten Wallet
|転載元:Rakuten Wallet