ポリゴン(MATIC)は、まもなく予定されているアップグレード「Polygon 2.0」への期待を受けて11日、前日の安値0.67ドルから10%上昇した。
CoinMarketCapによると当記事執筆時点で、0.73ドル付近。11日は取引高が62%増加し、24時間で5億ドルが取引された。
ポリゴンは先月、「インターネットの価値レイヤー」の構築を目指す2.0バージョンの計画を明らかにした。また、プロトコルと準備資産に関して、より広範なコミュニティによるガバナンスに移行するとブログに記した。
Coinalyzeによると、ポリゴンの建玉は24時間で1億900万ドルから1億6000万ドルとなり、約47%増加。価格上昇の要因となったようだ。
アップグレードのような大きな注目を集めるイベントは、投資家にとってはチャンスであり、不安定な値動きを引き起こす可能性がある。イーサリアムブロックチェーンのシャンハイ・アップグレードはその一例で、価格はアップグレード前に16%上昇し、1週間も経たないうちに以前のレベルに戻った。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ポリゴンの1週間の推移(CoinDesk)
|原文:MATIC Surges 10% as Polygon’s 2.0 Upgrade Draws Closer