コロプラグループでブロックチェーンゲーム開発を手がけるBrilliantcryptoは7月20日、コインチェックとIEO(Initial Exchange Offering)に向けた契約を締結したと発表した。
Brilliantcryptoは、オンラインゲーム大手のコロプラが、ブロックチェーン技術を活用したGameFi事業を行う100%子会社として2022年11月に設立した企業。
Brilliantcryptoとコインチェックは、新たなゲーム体験とGameFi市場の創出に取り組んでいくという。IEOで新たな暗号資産を発行、その後、暗号資産取引サービス「Coincheck」で取り扱う。また現在、Brilliantcryptoが開発中のブロックチェーンゲームにおいて利用される予定だ。
Brilliantcryptoが開発中のゲームは、Play to Earn(プレイ・ツー・アーン)ゲームの課題とも言える持続性を解決するために、ビットコインのコンセンサスメカニズム「Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)」に着想を得た「Proof of Gaming(プルーフ・オブ・ゲーミング)」をコンセプトに置き、ゲームをプレイすることが他のプレイヤーや第三者の価値になるモデルを導入するという。
ゲームの詳細は、7月25日に開催予定のカンファレンス「WebX 2023」で、コロプラ創業者兼代表取締役会長で、Brillantcrypto代表取締役社長の馬場功淳氏が発表する予定。馬場氏は、マスコミに登場することがきわめて少ないことで知られており、プレゼンテーションは大きな注目を集めそうだ。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|写真:Brilliantcrypto代表取締役社長の馬場功淳氏、コインチェック副社長執行役員 暗号資産事業本部長の井坂友之氏(リリースより)