ソニー銀行の「デジタル証券」、第一弾商品の募集取り扱い開始

ソニー銀行は7月20日、デジタル証券の第一弾商品である「投資用マンションローン債権セキュリティトークン(2023年第1号)」の募集取り扱いを開始した。ソニー銀行の投資用マンションローン債権を裏付けとする信託受益権などで運用する「実績配当型合同運用指定金銭信託受益権」で、一口10万円、募集金額1億円で、7月20日から8月14日まで募集するという。

合同運用指定金銭信託受益権は、ブロックチェーン基盤を活用して有価証券等に表示される権利を小口化した「デジタル証券」(セキュリティトークン)三井住友信託銀が組成・発行し、Securitize Japanが提供するプライベート型ブロックチェーン基盤にて電子記録移転有価証券表示権利等として管理され、その発行などにかかる財産的価値の記録が一連の電子的な処理によって行われる。デジタル証券を日本の銀行が取り扱うのはソニー銀行が初となるという。

|文・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|トップ画像:リリースより