マトリックス法によるテクニカル分析(2023/7/21)ビットコイン、来週がヤマ場、425万円が焦点か:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は2.5とやや弱め。一目の三役好転が消滅、パターンも上昇フラッグの形で将来的な上抜けを示唆しているものの、425-455万円のレンジを下抜け。一目の雲の上限がせり上がってきており、サポートだった425万円がレジスタンスとなり雲の中に突入するか、雲にサポートされて425万円アッパーに値を戻すか、今後1週間がヤマ場となりそう。

パターン分析

425~455万円のレンジをクリアに下抜け、レンジの下限425万円がレジスタンスとして効き始めている。一方、相場が上昇してきて下降チャネルを形成する「上昇フラッグ」が出現。上昇トレンド継続、将来的な上抜けを示唆する形。

評点:4

移動平均線

デッドクロス形成後、両線とも下向き。

評点:1

一目均衡表

遅行線がローソク足を下抜け、転換線も基準線を下抜け、三役好転の買いサイン消滅。来週にかけ雲の上限が425万円近辺にせり上げってきており、雲の上を維持できるかが焦点となる。

評点:3

ボリンジャーバンド

バンドがスクィーズ。その後、バンドの下限に張り付き気味だが、下限に跳ね返されたようにも見える。いずれにせよ、強いトレンドは出ていない。

評点:3

MACD

デッドクロス発生後、両線とも下向きで売りサイン点灯中。

評点:1

RSI

50近くでニュートラル。

評点:3

評点

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|編集:coindesk JAPAN
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|転載元:Rakuten Wallet