11年間活動がなかった初期のビットコイン(BTC)保有者が、約3700万ドル(約52億円)相当のビットコインを新しいウォレットに移動させたことで、その意図が何なのかを巡る議論が巻き起こった。
クジラ(影響力のある大口保有者を指す言葉)は7月26日、保有する1037.42ビットコインのすべてを新しいアドレス「bc1qtl」に移動した。 オンチェーン分析会社Lookonchainは「2012年4月11日にクジラは1037.42BTC(当時5107ドル)を受け取った。その時の1ビットコインの価格は4.92ドルだった」と指摘した。
A BTC whale that has been dormant for 11 years transferred all 1,037.42 $BTC($37.8M) to a new address"bc1qtl" an hour ago.
— Lookonchain (@lookonchain) July 22, 2023
The whale received 1,037.42 $BTC($5,107 at that time) on Apr 11, 2012, when the price was $4.92.https://t.co/k8ZmO5vc8X pic.twitter.com/xBaw2dQfY8
初期の保有者によるこのような大きな動きは珍しい。 この動きは、保有者がトークンの売却、暗号資産(仮想通貨)取引所への出資、または他のトークンによる資産の多様化を準備していることを意味する可能性がある。
今年、ビットコインやイーサリアム(ETH)などのトークンを移動させる動きが相次いでいるが、この動きはその最新の事例だ。 4月には、少なくとも4つのウォレットが数百万ビットコインを他の取引所や他のウォレットに移動させた。
先週、8年前のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で6万1000ETH以上を受け取ったウォレットが、その全額を取引所クラーケン(Kraken)に紐づけられたウォレットに移した。 これらの保有資産はICO中に1ETH31セントで購入されたもので、現在は1億1600万ドル(約162億7000万円)以上の価値がある。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
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|原文:Bitcoin Whale Moves $37M BTC After 11 Years of Dormancy