本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は2.3。前回焦点と指摘した425万円への回帰に失敗、前回より弱さが目立ち始めた。長い目で見れば上昇トレンド継続も示唆しているが、短期的にはもう少し下値余地がありそう。一目の雲の下限、半値押しとなる400万円が目途か。
パターン分析
下降チャネルを形成。一見弱そうなこの形は「上昇フラッグ」と呼ばれる、将来的な上抜けを示唆する形。下値の目途は半値押しの400万円近辺。
評点:3
移動平均線
デッドクロス形成後、両線とも下向き継続。ただ両線の幅が微妙に狭くなっており、9MAが上向けばゴールデンクロスしそうにも見える。
評点:2
一目均衡表
三役好転の買いサイン消滅。ローソク足が雲の中に入る。雲の下限400万円がサポートとなるが、一度トライする可能性も。これを下抜けると3役逆転の売りサインが点灯する。
評点:2
ボリンジャーバンド
バンドの下限に張り付き気味だが、下限にサポートされている様にも見える。バンドがスクィーズしており、強いトレンドは出ていないと判断すべきか。
評点:3
MACD
デッドクロス発生後、両線とも下向きで売りサイン点灯中。
評点:1
RSI
40台で売られ過ぎには至らない。
評点:3
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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