本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は前回同様3.5。上昇フラッグ完成、ゴールデンクロスと停滞期からの脱出を示唆する指標が複数同時に出てきたが、いずれもまだクリアではなく、ダマしの可能性が残る。ヘッドアンドショルダーや三役好転も出かけたものの消滅、相場の好転を確信するにはもう少し見極めたい。
パターン分析
下降チャネルを上抜け、上昇フラッグ完成。但し、平行チャネルのブレークはダマしも多く、またヘッドアンドショルダーにあと一歩で、上髭を付けて押し返されている可能性もある。低迷期を脱した印象だが、まだ確信は持てない。
評点:4
移動平均線
9MA、25MAともにほぼ横ばい、微かにゴールデンクロスが発生している。
評点:4
一目均衡表
一旦、ローソク足が雲の上に出て、転換線が基準線を上回り、遅行線もローソク足を僅かに上回り、三役好転の買いサインが出かかったたものの、再び雲の中に入りかけている。
評点4
ボリンジャーバンド
スクィーズ継続。バンドの上限に達しており、どちらかと言えばバンドの中央に戻して来るイメージ。
評点:2
MACD
短いスパンでゴールデンクロスとデッドクロスを繰り返しているが、直近はゴールデンクロス。
評点:4
RSI
50近辺で方向感なし。
評点:3
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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