- Baseの日次アクティブユーザー数は過去最大の13万6000人を記録。
- 活動増加は、トークンのエアドロップを行うとうわさされているソーシャルネットワークFriend.Techと関連。
- 立ち上げ以来、約1億7500万ドルがBaseに移動。
アクティブユーザー数が激増
米暗号資産(仮想通貨)取引大手コインベース(Coinbase)のレイヤー2ブロックチェーン「Base」上に構築されたソーシャルネットワークプラットフォーム「Friend.Tech」をめぐる活動が加熱していることにより、1日あたりのアクティブユーザー数は過去最大の13万6000人を記録した。Dune Analyticsのデータで判明した。
Baseは9日に一般公開されており、初日の新たな資金流入はわずか1000万ドル(約14億5000万円、1ドル145円換算)にとどまった。しかし、Baseは現在、日次アクティブユーザー数でライバルのレイヤー2ブロックチェーン「オプティミズム(Optimism)」を抜いており、tokenterminalのデータによると、「アービトラム(Arbitrum)」の14万7000人にも近づいている。
送金額は約1億7500万ドル
立ち上げ以来、総額1億7500万ドル(約253億7500万円)の暗号資産がBaseに送金され、10日には約58万件のトランザクション(取引)が記録された。
その多くは、ユーザーがTwitterの人気アカウントに関連した株式を売買できる新しいソーシャルネットワーク「Friend.Tech」によるものだ。
Friend.Techのアプリはベータ版であり、有効な紹介コードでのみアクセスできる。アプリ上部にあるグレーアウトされた部分では、トークンのリリースが行われることが示唆されており、ユーザーが紹介コードを共有して起こり得るエアドロップの機会を得ようとする活動に拍車がかかっている。
Friend.Techのサーバーでは10日、登録者数の急増を受けてダウンタイムが発生した。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Dune
|原文:Coinbase Layer 2 Base Overtakes Optimism in Daily Active Users as Friend.Tech Hype Soars