三井物産デジタル・アセットマネジメントは2023年5月、個人投資家向けの新しい資産運用サービス「ALTERNA（オルタナ）」を開始。セキュリティ・トークン（ST）、いわゆる「デジタル証券」を活用した安定資産（不動産やインフラなど）への投資機会をオンラインで提供してきた。
「ALTERNA」は個人投資家をターゲットとしたサービスとして注目を集めたが、一方で法人顧客からも「ALTERNA」で提供している案件の価格変動の少なさ、安定的なキャッシュフローの裏付けがある点などに関心が寄せられ、個別に問い合わせを受けるケースが増えてきたという。
そうした状況を受けて同社は、事業法人、宗教法人、学校法人など、法人顧客を対象に、デジタル証券（セキュリティ・トークン）を提供する専属チームを新設。コロナ禍で拡大した余資運用ニーズを対応していく。
｜文・編集：CoinDesk JAPAN編集部
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