ブロックチェーン開発を手がけるクシムは9月21日、すでに資本業務提携関係にあるCAICA DIGITALと新たな資本業務提携を行い、CAICA DIGITALが実施する第三者割当増資を引き受けると発表。またCAICA DIGITALの連結子会社であるカイカエクスチェンジホールディングスの株式を取得し、経営統合(連結子会社化)すると発表した。
この経営統合により、カイカエクスチェンジホールディングスの子会社で、暗号資産交換所Zaifを運営するカイカエクスチェンジ、暗号資産投融資事業を行うカイカキャピタルもクシムの連結対象となるという。
クシムは「法制度の整備や大手プレイヤーの参画、2024年のビットコイン半減期以降の暗号資産市場の上昇期待などの要因によりWeb3ビジネスの大衆化はさらに進み、ビジネスチャンスはいっそう拡大すると考察」しているとリリースで述べている。
カイカエクスチェンジ(Zaif)を子会社化することで、Web3ビジネスの垂直統合展開を図るとしている。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:クシムのWebサイト(キャプチャ)