企業のWeb3事業を支援するGincoは「現物償還型NFT」のセカンダリマーケットプレイス提供に向けて、X2Y2/tofuNFTを運営するCOINJINJAと協業を開始したと10月2日、発表した。
リリースによると、「現物償還型NFT」とは、現物の償還権をブロックチェーン上でトークン化し、取引を円滑化することを目的としたNFTを指すという。
現在、スニーカー、ブランド品、高級品などの現実資産のリセール市場は人気が高まっているが、リセール取引のなかには、必ずしも現実資産を相互に交換する必要性がないものもある。そうした取引に「現物償還型NFT」を活用すれば、「世界中のウォレット所有者との取引が可能になり、グローバルなリセール市場へのアクセスが可能になる」「受注型での現物製品生産が可能になる」としている。
セカンダリーマーケットプレイスの提供は2024年初頭の予定。また、サービス展開にあたり、現物償還型NFTの発行パートナーを募集するという。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:リリースより