2024年、日本はステーブルコイン元年を迎える。まずは企業間決済や暗号資産取引での利用が想定されているが、NFTやセキュリティ・トークンの決済、将来的には日常的な決済もステーブルコインで可能になるとされる。
私たちの金融体験はどのようにアップデートされるのか? その時、私たちは一体、どんなウォレットを使っているのだろうか? 法定通貨とステーブルコインを同時に扱えるのか。 NFTやセキュリティ・トークンなどのデジタルアセットの管理は。暗号資産は──。
Web3とデジタル資産の未来を考える国内有数のコミュニティ「btokyo members」とCoinDesk JAPANは11月30日、「Web3が拓く新しい金融体験──ステーブルコイン元年の2024年、新時代のウォレットとは?」と題したセミナーをハイブリッドで無料開催する。スポンサーは、暗号資産カストディ大手のFireblocks(ファイアブロックス)。
セミナーには、まさに日本の金融の根幹を担う日本銀行、Web3イネーブラの提供を発表したNTTドコモの子会社NTT Digital、ゲーム・コンテンツ領域からコナミデジタルエンタテインメントを迎え、新しい金融体験とウォレットにまつわる最新動向と未来像を展望する。
Web3が拓く新しい金融体験──ステーブルコイン元年の2024年、新時代のウォレットとは?[Powered by Fireblocks]
【開催概要】
・日時:2023年11月30日(木)17:00〜20:00(懇親会含む)
・形式:ハイブリッド開催(オンライン・オフライン同時実施)
※懇親会はオフライン参加者対象
・オフライン会場:東京都23区内
・参加費:無料
・定員:オフライン(現地参加):50名(抽選)/オンライン:200名
※オフライン(現地参加)希望の方への抽選結果は当選者のみにメールにてお送りいたします。
※抽選結果(当選通知)はイベントの1週間前を目安に送付予定です。
【タイムテーブル】※予定
・17:00〜17:20:キーノート
・17:25〜18:25:パネルディスカッション
・18:30〜20:00:懇親会
【各パート詳細】
Part1:キーノート
■スピーカー
Stephen Richardson氏|APAC & Managing Director of Financial Markets at Fireblocks
Part2:パネルディスカッション
■スピーカー
下山耕一郎 氏|株式会社NTT Digital Director, Exchange Business
金友 健 氏|株式会社コナミデジタルエンタテインメント web3事業部 部⻑
鳩貝 淳一郎 氏|日本銀行フィンテックグループ⻑
■モデレーター
白石 陽介 氏|日本暗号資産ビジネス協会 ステーブルコイン部会⻑
■テーマ
・Web3時代に金融体験はどう変わっていくか?
・ステーブルコイン、NFT、暗号資産などのデジタル資産をどう扱うようになるのか?
・最適なウォレットのあり方とは?
懇親会(オフライン参加者対象)
■参加対象
・Web3における新しい金融の姿に興味をお持ちの方
・ウォレットの可能性、将来像を検討しておられる方
・金融機関で経営企画・事業戦略や新規事業開発に関わる方
・その他、ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)全般の調査やリサーチに従事する方
■注目ポイント
・グローバルでのウォレットのトレンドをアップデートできる!
・日本のさまざまなキープレイヤーの取り組み、視点、課題を知ることができる!
・日本銀行、NTT Digital、コナミの担当者とリアルに語り合うことが可能!
・世界と日本のウォレット事情を把握できる!
・スポンサー: Fireblocks
・主催:btokyo members
・メディアパートナー:CoinDesk JAPAN
スティーブン・リチャードソン氏| Fireblocks APAC & Managing Director of Financial Markets
金融市場担当マネージング・ディレクター兼APAC代表。伝統的金融機関と暗号資産に特化した金融機関の双方を経験。Fireblocksでの役割は、自社プラットフォームの成長に合わせて、伝統的金融サービス企業および暗号資産ネイティブ企業との戦略的機会を構築、開発、評価すること。Fireblocks以前は、アクセンチュア・ストラテジーの金融サービス部門でシニア・マネージャーを務め、大手金融サービス企業のカスタマー・エクスペリエンスの変革とDXを推進した。コーネル大学卒、ワシントン大学セントルイス校でMBA取得。
下山耕一郎 氏|株式会社NTT Digital Director, Exchange Business
1987年東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。主に金利デリバティブ、外国為替、資金取引などのディーラー、証券ポートフォリオマネージャー、リスク管理等を担当しつつ、国内外の銀行拠点における総合的な資産負債管理に従事。在職中から、ブロックチェーン・分散台帳技術に基づくトークン化サービスの将来性に関心を持ち、2019年から暗号資産交換業者の新規設立等プロジェクトに参画。2023年からNTT Digitalにおいてweb3プロジェクトにおけるトークン流通ビジネスの立ち上げを担当中。
金友 健 氏|株式会社コナミデジタルエンタテインメント web3事業部 部⻑
マーケティングディレクターとしてアパレル企業に従事したのち、2012年コナミデジタルエンタテインメントに入社。フルファネルマーケティングによる顧客獲得やファンエンゲージメントなどの施策を実施、2021年にマーケティングプロモーションの本部長に就任。同時にブロックチェーン技術の高い可能性に惹かれ、事業活用するための開発準備室を2019年に社内で立上げ。現在はweb3事業部長としてweb3領域の多様な可能性と課題に向き合い開発を行っている。
鳩貝 淳一郎 氏|日本銀行 決済機構局 フィンテックグループ長
2002年、東京大学経済学部卒業、日本銀行に入行。2020年より現職。2018年より現在まで東京大学大学院経済学研究科CARF特任研究員。ブロックチェーン関連の技術書“Mastering Bitcoin”,“Mastering Ethereum”,“Mastering the Lightning Network”(O’Reilly社刊)の翻訳・監訳を手掛ける。
白石 陽介 氏|株式会社ARIGATOBANK 代表取締役CEO、日本暗号資産ビジネス協会 ステーブルコイン部会⻑【モデレーター】
ヤフー株式会社にて、Y!mobile、Yahoo!マネー等の立ち上げを経て、決済プロダクトの統括責任者に就任。PayPayを立ち上げる。2019年株式会社ディーカレットにCTOとして参画。デジタル通貨事業を立ち上げる。 2020年株式会社スタートトゥデイに参画。株式会社ARIGATOBANKを設立。代表取締役に就任。株式会社MZ Cryptos代表取締役、株式会社Hashport社外取締役、MZWeb3Fund General Partner、Decima Fund Adovisorとして、web3事業の立ち上げ・投資、JCBA役員として、業界団体としての提言も行っている。
|文:btokyo members
|編集:coindesk JAPAN