マトリックス法によるテクニカル分析(2023/11/2)ビットコイン、RSIでダイバージェンス発生:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.3。前回指摘した倍戻し水準に達し、上昇一服感も。ここまで非常に強い相場が続いたせいか、一目などにまだ強気のサインが残っているが、RSIでダイバージェンスが発生、前回1月には軽い調整が入っている。

パターン分析

前回「差し当たってのレジスタンスは7月から9月の下げ幅の倍返しとなる545万円」まで若干上値の余地があると申し上げたが、いよいよその水準に達した。一見、強そうな形だが、上値の目途に達しか。

評点:3

移動平均線

実質的にゴールデンクロスに近い形となってから両線とも上向き。但し9MAの勢い弱まっている。

評点:4

一目均衡表

3役好転継続、基準線も上向き。

評点5

ボリンジャーバンド

バンドウォークは終了、前回指摘した通り下のバンドが縮小に転じた。上のバンドもやや縮小方向に転じつつあるが、まだ上向き。

評点:4

MACD

デッドクロス寸前。

評点:3

RSI

まだ80台。1月後半に見られたダイバージェンスが発生しつつあり、調整の可能性を示唆。

評点:1

評点

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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