本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は2.8。一目は3役好転継続中だが、MACDやRSIでダイバージェンス発生。ボリンジャーもスクィーズで上昇トレンドの一服近いか。高値圏でもみ合いうか、大きく調整するかの分かれ目は520万円で、ここを下抜けるとダブルトップが完成、半値押しの470万円が見えてくる。
パターン分析
10月後半から続くサポートラインを下髭で割り込んだが何とかサポートされ上昇トレンドは継続している。ここで持ち堪えれば高値を更新する展開が見えてくるが、ここを割り込むと次のサポートは14日に付けた520万円。ここを下抜けるとダブルボトムが完成し、半値押しの470万円辺りまでの調整はみておきたい。
評点:3
移動平均線
ゴールデンクロスが発生してから時間が経つが、両線とも上向きで上昇トレンド継続。
評点:4
一目均衡表
3役好転継続、基準線も上向きで、非常に強い。
評点5
ボリンジャーバンド
中途半端ながらバンドはスクィーズ、前回、上昇トレンドの一服とい買われ過ぎによる中心線への戻りを指摘したが、その通りの展開に。
評点:3
MACD
デッドクロス発生、ローソク足はやや上向きながら、MACDは下向きで、ダイバージェンス発生、相場の転換を示唆する。
評点:1
RSI
ダイバージェンスが発生し相場はやや調整したが、相場が切り返したのに反してRSIは50台に低下。再びダイバージェンスが発生。
評点:1
評点
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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