本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は4.3。大きな調整無いままMACD・RSIのダイバージェンスが解消したのは不気味だが、三角持ち合いブレーク、ボリンジャーではバンドウォーク発生、デッドクロスや3役好転解消も回避し、非常に強い形となっている。
パターン分析
三角持ち合いを上抜け、セオリー通り倍返しの水準で上昇が一服した格好。この結果、10月半ばから続く大きな上昇トレンドを形成、まだ上値余地はありそうな形。
評点:4
移動平均線
デッドクロス直前で回避、再び両線の乖離が拡大、実質的にゴールデンクロスが発生したのとほぼ同じ。
評点:5
一目均衡表
このまま横ばいが続けば3役好転解消となる一歩手前で上放たれ、3役好転継続。
評点5
ボリンジャーバンド
バンド拡大、バンドウォーク発生。バンドウォークは解消気味でバンドの拡大も一服気味だが、まだ上昇トレンド継続を示唆。
評点:4
MACD
ダイバージェンスを無視、ゴールデンクロス発生。
評点:5
RSI
RSIもトレンド転換ないままダイバージェンスが解消、買われ過ぎも解消している。
評点:3
評点
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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