2023年最後の取引日となった12月29日午前中、暗号資産(仮想通貨)関連株は大幅に下落した。2023年の爆発的な上昇を受けて、投資家が利益確定に動いたためだ。
暗号資産取引所コインベース(Coinbase)の株価は29日朝に8%下落、60億ドル近くのビットコインを保有するマイクロストラテジー(MicroStrategy)の株価は7%近く下落した。
ビットコインマイニング事業者のマラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings)とライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)は、さらに10%を超える下落。クリーンスパーク(CleanSpark)とハット8(Hut 8)も20%近く下落した。
投資家がビットコイン(BTC)にとって爆発的な1年となった2023年の利益確定を図ったことで、下落があと押しされたようだ。
来年1月に予想されているビットコイン現物ETF承認を控え、ビットコインは12月初旬に記録した2023年の最高値約4万5000ドルを下回る4万2000ドル付近で推移している。
暗号資産関連株は2023年、ビットコインを上回る上昇となり、コインベース株は約400%、マイナー株は数倍に上昇した。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
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|原文:Crypto Stocks, Bitcoin Miners Sell-Off as Profit-Taking Caps Explosive Year-End