ソラナ(SOL)とカルダノ(ADA)は、ビットコイン(BTC)が4万5000ドルを超える4週間ぶりの高値まで上昇し、暗号資産(仮想通貨)市場が活気を取り戻すなか、8日(米東部時間)の上昇を牽引した。
時価総額第5位のソラナは、ネットワークが5時間停止したことによる価格下落を帳消しにし、100ドル台を回復。当記事執筆時点では102ドル付近、過去24時間で5%上昇。カルダノはさらに上昇し、7%上昇となった。
広範な市場の動きを表すCoinDesk 20(CD20)の中で、ビットコインの3%上昇を上回ったのは、この2つのみ。CD20は4%上昇。
匿名の暗号資産トレーダー、ウィック(Wick)氏は、ソラナはさらに上昇する可能性があると述べている。最近の値動きを見ると、10月と12月、大きな上昇の前に見せたものと同様のチャートパターンを形成しつつある。
「ソラナは陰線のスクイーズエリアを見せている。これは通常、極端な動きが来ることを警告している」
$SOL
— Wick (@ZeroHedge_) February 8, 2024
Solana printing a shaded squeeze area. This usually warns up of an extreme move incoming!
This is max pain move on Solana as everyone put on shorts while the chain was down. I tried to warn everyone to stay bullish 💯
LFG 🟢🟢🟢 pic.twitter.com/bFGS70GxVg
キュービック・アナリティクス(Cubic Analytics)の創業者、ケイレブ・フランゼン(Caleb Franzen)氏は、他の主要暗号通貨はソラナとビットコインに遅れているものの、昨年末の熱狂的なセンチメントはリセットされ、アルトコイン市場全体の見通しは強気のようだと指摘した。
ビットコインとイーサリアム(ETH)を除く暗号資産の時価総額は、重要な水準を再テストし、現在は売られ過ぎ水準から反発する兆しを見せているとフランゼン氏は説明。
「これは強気の値動きのようだ」と同氏はX(旧Twitter)に投稿した。
|翻訳:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:CoinDesk
|原文:Solana Gains More Than Bitcoin as Trader Speculates an ‘Extreme Move’ Is Ahead