ビットコイン、4万7000ドル超え──ETFにデビュー以来、3番目に大きな資金流入
  • ビットコイン(BTC)は米東部時間9日午前中に4万7600ドルまで上昇、その後すぐに2%下落した。
  • ビットコインETFは8日、BitMex Researchのデータによると、4億ドル以上を集め、1月17日以来の大きな資金流入となった。

ビットコインは9日、ビットコインETFの市場デビュー日以来となる4万7699ドルまで上昇した後、すぐに4万6700ドルまで下落した。その後反発し、当記事執筆時点では、過去24時間で4.5%上昇、CoinDesk 20(CD20)の3.8%上昇を上回った。

CoinDeskが発行者のウェブサイトに基づいて計算したところによると、ビットコインETFの純保有高は9260BTC増加。BitMex Researchのデータによると、これは4億ドル以上の資金流入となり、1月17日以来の高水準となった。

「市場デビュー以来、3番目に大きな資金流入」とブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート(James Seyffart)氏はXに投稿した。

ビットコインは1週間で10%近く上昇したが、上昇にはまだ余地があるとアナリストは述べている。

FxProのシニア・マーケットアナリスト、アレックス・クプツィケビッチ(Alex Kuptsikevich)氏は、50日移動平均線を取り戻したビットコインは上昇する態勢にあるとCoinDeskに語った。

10X Researchのマーカス・ティーレン(Markus Thielen)氏は今週初め、ビットコインの短期的なターゲットは、中国の旧正月の前後での強い上昇によって4万8000ドルになると述べた。中期的には、3月に5万2000ドルに達し、上昇トレンドの第5波を完了すると予測している。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN
|画像:CoinDesk
|原文:Bitcoin Tops $47K as Spot Bitcoin ETFs Book One of Their Best Days