マトリックス法によるテクニカル分析(2024/2/16)ビットコイン、強気継続だが、短期的な調整も:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は4.0。前回「非の打ち所がない」とし「ターゲットは全値戻しの715万円」と強気な予想を申し上げたところ、その水準も軽々超えて史上最高値を更新した。その勢いを反映してトレンド系ではいずれも強気サインが出ているが、前週と比べて若干変調の兆しも見えてきた。RSIは80台半ばと調整が近いことを示唆している。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

レジスタンスだった半値戻しをクリア、715万円の全値戻しでいったん止まるも、あっさり上抜け、史上最高値もクリアした。これで目ぼしい上値の目途が無くなった格好で、あえて言えば715万円から570万円までの下落の倍戻しとなる860万円か。鋭角的な平行チャネルで強い上昇トレンドが出ているが、短期的にはチャネルを下抜けそうにも見える。

評点:4

移動平均線

ゴールデンクロス後、両線とも上向きに。

評点:5

一目均衡表

3役好転の買いサイン継続く。

評点:5

ボリンジャーバンド

バンドウォーク継続。バンドも拡大中で、まだトレンド収束の兆しは見られないが、微妙にバンドウォークは解消しそうにも見える。

評点:4

MACD

ゴールデンクロス発生、両線とも上向き。

評点:5

RSI

強い買われすぎゾーン突入、80台半ばと調整を示唆。

評点:1

評点

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

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|編集:coindesk JAPAN
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|転載元:Rakuten Wallet