【3月22日 ハイブリッドイベント無料開催】盛り上がるDAO、廃れるオンラインサロンの行方は?

コミュニティのあり方が変化している。コロナ禍という外的要因は大きいが、Web3がコミュニティの成り立ちを根底から、大きく進化させつつある。

インターネットは我々の日常に、リアルとは別の「つながり」をもたらした。新しいつながりは、多くの人にポジティブな影響をもたらした。もちろんその一方でさまざまな課題を生み出している。

そしてブロックチェーン技術は今、コミュニティに新しい力を与えつつある。特にDAO(分散型自律組織)は、コミュニティへの参加や貢献を今までにないフェーズに進化させるものとして注目されている。

ブロックチェーン技術やトークンなど、Web3はコミュニティをどのように変化させているのか? DAOの実情は? そして従来、人気を集めていたオンラインサロンは本当に衰退しているのか? 今まさに、新しいコミュニティの構築に取り組んでいる方々と議論する。

Web3が拓くコミュニティの可能性──注目を集めるDAO vs 衰退するオンラインサロン

■日時:3月22日(金)18:30〜20:00
■形式:ハイブリッド開催(オンライン/オフライン同時開催)
※オフライン参加者はイベント終了後に懇親会をご用意しております。
■会場
オンライン:CoinDesk JAPAN YouTube CHANNEL
オフライン:CryptoBase @ NIB SHIBUYA
■参加費:無料
■定員:オフライン参加:40名(抽選)/オンラインリアル視聴 :200名(参加登録者限定)
※オフライン参加抽選申込は3月14日(木)まで。
■主催:N.Avenue/btokyomembers
■メディアパートナー:CoinDesk JAPAN

■概要
インターネットが生み出したオンライン・コミュニティが、ブロックチェーンによって大きく進化しつつある。特に、コミュニティへの参加にトークンを活用し、トークン保有に応じてコミュニティへの参加形態や意思表明、報酬の付与を行うことが可能になる「DAO(ダオ)」── Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)は、従来のヒエラルキー型組織とは異なるフラットな組織運営が可能になると期待されている。

昨年末、自民党web3PTはDAOに関わる法整備を推進するために、「DAOルールメイクハッカソン」を開催。1月にはそれらの議論をもとに「DAOルールメイクに関する提言 ~ 我が国における新しい組織のあり方について ~」を発表。4月には府令改正によって、DAOに対する法人格の付与やDAOメンバーの有限責任の明確化され、「合同会社型DAO」が実現すると見られている。

今、DAOの活用をはじめ、コミュニティの限界や新たな可能性について語っていただくのは、箕輪厚介氏、家入一真氏、金光碧氏の3人。

箕輪氏は最近、「2月末をもって、オンラインサロン箕輪編集室を辞めます!」と投稿。その中で次のステップとして「トークンコミュニティの可能性」に触れている。
家入氏は、CoinDesk JAPANの年始特集で、コミュニティの可能性を語り、「さまざまなテクノロジーを活用したコミュニティ単位での革命が起きています」と述べている。
金光氏は、bitFlyer Blockchain 取締役を務めるほか、個人でDAOの研究を行い、ローカルDAOの運営にも参画。自民党web3PT「DAOルールメイクハッカソン」にも参加した。

コミュニティに関して、最前線で取り組む第一人者からダイレクトにその実情や課題、可能性などを吸収できる絶好の機会だ。

なお、当日のMCは、シンガポール拠点のweb3ファンド「Emoote(エムート)」の共同創業者でリサーチャーのcomugi氏が務める。

現地の会場はコワーキングコミュニティ『CryptoBase@NIB SHIBUYA』。Web3のチャレンジャーたちが集まり定期的にWeb3やブロックチェーンに関連するイベントなどが定期的に開催されている。

■登壇者

箕輪 厚介 氏|株式会社 幻冬舎 編集者

箕輪 厚介 氏|株式会社幻冬舎 編集者

1985年生まれ。早稲田大学卒業後、双葉社に入社。ネオヒルズとのタイアップ企画『ネオヒルズジャパン』を創刊し3万部完売。『たった一人の熱狂』見城徹、『逆転の仕事論』堀江貴文など手がける。 2015年幻冬舎に入社、NewsPicksと新たな書籍レーベル「NewsPicksBook」を立ち上げ、『多動力』堀江貴文、『日本再興戦略』落合陽一など次々とベストセラーを生む。2019年一番売れてるビジネス書『メモの魔力』(著)前田裕二も担当。 2018年8月、自身の著書『死ぬこと以外かすり傷』を発売し14万部を突破。 クラウドファンディングにて1000万円を集め、2021年1月サウナ雑誌『サウナランド』を創刊。さまざまなブランドとコラボレーションを行い、 2021年Saunner of the Yearを受賞。 東京・中野の家系ラーメン「箕輪家」をプロデュース。 2023年9月自著『怪獣人間の手懐け方』と『かすり傷も痛かった』を同時発売。

家入 一真 氏|株式会社CAMPFIRE 代表取締役

家入 一真 氏|CAMPFIRE代表取締役

2003年、paperboy&co.(現GMOペパボ)を創業、2008年、JASDAQに市場最年少で上場。2011年、CAMPFIREを創業。2012年、BASEを設立、2019年に東証マザーズに上場。2021年、Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング 2021」第3位に選出。

金光碧 氏|株式会社bitFlyer Blockchain 取締役

金光碧 氏|bitFlyer Blockchain 取締役

外資系証券会社でデリバティブ設計等に10年間従事したのち2016年にbitFlyerにCFOとして入社。コーポレート業務を担当したのち、分別管理、自己資本規制比率管理等の構築を担当。現在は株式会社bitFlyerではHead of Crypto Strategy。bitFlyer Blockchainでは2019年以降現職。個人でDAOの研究を行いローカルDAOの運営にもかかわっている。

モデレーター:comugi 氏 | Emoote Pte. Ltd. 共同創業者・リサーチャー

モデレーター:comugi 氏 | Emoote Pte. Ltd. 共同創業者・リサーチャー

シンガポール拠点のWeb3ファンド「Emoote(エムート)」共同創業者。ビジネス書の編集者、グローバルWebメディア日本版の編集長を経て、現職。ベンチャーキャピタルのリサーチャーとして、Web3をはじめとしたデジタルテクノロジーの最前線を追う。新旧のデジタルテクノロジーに精通し、全体像を直観的に把握できるシンプルな図解と、平易な言葉による「誰にでもわかりやすい解説」に定評がある。TwitterやYouTubeなどを通じて、デジタルテクノロジーに関する最新情報を発信中。
著書に『デジタルテクノロジー図鑑 「次の世界」をつくる』(SBクリエイティブ)

|テキスト:btokyo members
|編集:coindesk JAPAN