世界中からフィンテック(Fintech)関係者が東京にやってくる。
金融庁は今年、「Japan Fintech Week 2024」を初開催。3月4日〜8日をコアウィークとして、「FIN/SUM」を中核にさまざまなイベントが予定されている。
その中のひとつ、日本と世界のフィンテック関係者を結びつけ、金融サービスにおけるイノベーション推進を目的に開催されるのが「Janan Fintech Festival」だ。世界中からフィンテックに携わる政府関係者、技術者、ビジネスリーダー、投資家などが東京に集結する。
初日のシンガポール金融通貨庁(MAS)の元長官のラビ・メノン氏の開会演説「グローバルの金融とテクノロジーの現状」、基調講演「テクノロジーと金融規制の未来~日本の展望」(金融庁総合政策局審議官 柳瀬護氏)、同じく基調講演「2024年、日本・ASEANで最も重要なことは何か?」(三井住友フィナンシャルグループ執行役専務、グループCDIO磯和 啓雄氏)を皮切りに、合計100以上の講演やパネルディスカッション、ラウンドテーブルなどが予定されている。
6日には先日、CoinDesk JAPANの運営元N.Avenueが展開する限定有料コミュニティサービス「btokyo club」でも取り上げた、MASの「プロジェクト・ガーディアン(Project Guardian)」Ⅱ関するセッションも行われ、btokyoにオンライン登壇したチーフ・フィンテック・オフィサーのソプネンデュ・モハンティ(Sopnendu Mohanty) 氏も来日する。
また「Festival」という名称にふさわしく、フィンテックのスタートアップ関係者にバンド経験者が多いことから、実験的な試みとして「The FOUNDERS ROCK」が行われる。
メイン会場は、神田明神。詳細・参加申込みは「Janan Fintech Festival」のWebサイトから。
https://www.fintechfestival.jp/
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Janan Fintech FestivalのWebサイトより