- カミノは、ほかのソラナベースのDeFiプロトコルに続いてエアドロップの日付を設定した。
- KMNOの総供給量の7%が最初のエアドロップに割り当てられる。
ソラナ(Solana)ベースの分散型金融(DeFi)プロトコルであるカミノ(Kamino)は、3月31日付で資格のあるユーザーのスナップショットを取得した後、4月にKMNOをエアドロップすることを計画している。
カミノのコントリビューター(貢献者)であるトーマス(Thomas)氏は7日に行われたソラナ開発者の月次電話会議で、「保有するポイントの量が取得するトークンの量に影響する」とし、カミノではエアドロップファーマーが複数のウォレットを使ってシステムへのシビル攻撃をするのを防ぐメカニズムが採用されると説明した。
カミノは、ソラナエコシステム内のトークンをめぐるさまざまな取引戦略を通じて、貸す・借りる・利回り獲得をするためのプラットフォームだ。ジト(Jito)とジュピター(Jupiter)の例にならい、昨年にはユーザーにインセンティブを与えるとともにエアドロップの準備をするためのポイントプログラムを導入した。
トーマス氏はこの会議で、KMNOはローンチの日からガバナンス資産として機能すると述べた。カミノのX(旧Twitter)投稿によると、KMNOの保有者は最終的にカミノのインセンティブプログラム、収益支払い、プロトコル運営、リスク管理に影響力を持つことになる。
KMNOの総供給量は100億枚で、そのうち10%が4月のローンチ時に流通する予定だ。カミノによると、このほかにも総供給量の7%が「最初のコミュニティ配布」に割り当てられるという。
カミノは、その後複数回のエアドロップ「シーズン」でKMNOのエアドロップを継続する予定だ。2回目は4月に始まり、後日別のエアドロップが行われる可能性がある。投稿では「シーズン2ではカミノのプロダクトに対する忠誠心と継続的な使用に重点が置かれる」とされている。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Solana DeFi Protocol Kamino Sets KMNO Token Airdrop for April