ビットコイン(BTC)は、資産別の時価総額ランキングでみると、銀(シルバー)を抜いて世界で8番目に価値のある資産となった。
米取引時間11日午前中に4%上昇して、7万2000ドル超の史上最高値を更新したことで、CompaniesMarketCapによるとビットコインの時価総額は1.42兆ドル(約213兆円)に達し、銀の1.387兆ドルを上回った。
またビットコインの時価総額は、すでにメタ(旧フェイスブック)の時価総額1.2兆ドルを超えている。
ビットコインが次に狙うのは、世界で7番目の価値を誇るグーグルの親会社アルファベットで、現在の時価総額は1.7兆ドルをわずかに下回っている。一部のビットコイン強気派は、世界No.1の資産である金(ゴールド)をターゲットにしている。金の時価総額は14.7兆ドル。そのためにはビットコインは10倍以上、つまり72万ドルを超える必要がある。
「堅調な値動きは、ビットコインETFのポジティブなモメンタムに後押しされ続けている」とFineqia Capitalのリサーチアナリスト、マッテオ・グレコ(Matteo Greco氏)は述べた。ロンドン証券取引所は11日、第2四半期にビットコインとイーサリアム(ETH)のETN(上場投資証券)の申請を受け付けることを認めた。
|CoinDesk JAPAN編集部
|画像:CoinMarketCap
|原文:Bitcoin’s Market Cap Jumps to $1.4T, Surpassing Silver
※編集部より:本文を一部修正して、更新しました。