- 香港証券先物委員会は市民に対し、MEXCが無ライセンスで営業しているとする警告を出した。
- 香港は昨年6月、域内で営業するための暗号資産企業向けライセンスの申請受付を開始していた。
香港証券先物委員会(SFC)は15日、暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCが域内で無ライセンスで営業しているとする警告を市民に対して出した。
電子メールでの声明では、「SFCは必要に応じて、ライセンスのないプラットフォームに対して執行措置を講じることを躊躇しない」とされている。
MEXCが規制当局に違反で告発されるのは今回が初めてではない。昨年4月にはMEXCが国内で無登録で営業していると日本の金融庁が発表しており、ドイツの連邦金融監督庁も10月に同様の発表を行った。
香港が暗号資産業界に対する規制体制を確立しようとしている中、SFCによる消費者への警告は今週2回目となる。14日には暗号資産取引所バイビット(Bybit)に対して警告が出されていた。SFCは昨年、この分野の規則に関する協議を開始しており、企業は6月1日から域内で営業する許可を取得する必要があった。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Ruslan Bardash/Unsplash
|原文:Hong Kong Regulator Says Crypto Exchange MEXC Has Been Operating Without a License