ビットコインATMを展開するCoinmeと仮想通貨自販機を運営するCoinstarは2019年1月17日(現地時間)、ビットコイン購入の利便性向上に向けた提携を発表した。
両社はカリフォルニア州、テキサス州、ワシントン州のスーパーマーケット、セイフウェイ(Safeway)とアルバートソンズ(Albertsons)の一部店舗にビットコイン自販機を設置。今後、米国の他のチェーン店などに広げていく計画だ。
Coinmeの共同創業者兼CEOのネイル・バークィスト(Neil Bergquist)氏は、「今回の提携で、消費者は日用品の買い物ついでにビットコインを手軽に買えるようになるほか、ダイナミックな新しい経済にも参加しやすくなる」とコメントした。
Coinstarのジム・ガリティ(Jim Gaherity)CEOは、「Coinstarは、自販機に訪れる消費者に新たな価値を提供する方法を常に模索している。Coinmeの革新的なシステムと、Coinstarの柔軟なプラットフォームが手を組むことで、消費者は現金でビットコインをより買いやすくなる」と述べた。
Coinstarの自販機では、仮想通貨を現金やアマゾンのギフトカードなどに交換できる。17日の発表によると、自販機は米ドル紙幣のみを受け付け、購入上限は2500ドル。電話番号を端末に入力し、紙幣を投入すると、コードが発行される。Coinmeのアカウントをオンラインで開設後、ビットコインを取引できるようになる。
翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:浦上早苗、佐藤茂
写真:Coinstar image via Ijon / Wikimedia Commons
原文:You Can Now Buy Bitcoin at Some Grocery Stores in the US