シンガポールを拠点とする仮想通貨取引所「Bitrue」は低金利の仮想通貨融資(レンディング)プラットフォームをローンチする。
9月30日(現地時間)にスタートするこのサービスでは、ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、デザー(USDT)などを担保に日利0.04%で融資を行う。最低金額は100ドル。
Bitrueは融資利用者の金利支払いを、同取引所が展開している「power piggy」キャンペーンの資金に充てる。
この融資プラットフォームの展開は、リップル(XRP)にフォーカスしたBitrueの大きな方向転換の一環とCEOのCuris Wang(キュリス・ワン)氏は声明で述べた。今後、多くの金融商品が登場するようだ。
「Bitrueの当初からの目標は、常に新興の仮想通貨マーケットと伝統的な金融サービス分野をつなぐこと」とワン氏は述べた。
「最初の取り組みをローンチする絶好の機会」
この新サービス発表のわずか3カ月前には、同取引所はハッキング被害にあい、400万ドルを超える仮想通貨が流出した。同社は、新サービスの資金には保険がかけられ、ユーザーは保護されると述べた。
翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸
写真:Image via CoinDesk archives
原文:Bitrue Exchange to Launch Crypto-Backed Loan Platform