香港当局、来週にもビットコインスポットETFを承認:報道
  • ロイターによると、香港は今週、ビットコインのスポット上場投資信託の最初の申請を承認するようだ。
  • 4つの事業体が香港でスポットビットコインETFを立ち上げるための申請書を提出しているという。

ロイター(Reuters)が事情に詳しい関係者2人の話として報じたところによると、香港の規制当局は来週、ビットコイン(BTC)のスポット上場投資信託(ETF)の最初の申請を承認する可能性が高く、同商品の取引開始は4月中に準備が整う可能性がある。

オーストラリアと香港は、アジアで初めてスポットビットコインETFを提供する可能性がある2つの管轄区域であり、シンガポールとアラブ首長国連邦(UAE)はまだ対応が見られていない。

ロイターが関係者の話として伝えたところによると、香港の規制当局は承認手続きを加速させている。

中国の大手資産運用会社のハーベスト・グローバル・インベストメンツ(Harvest Global Investments)と香港の資産運用会社ベンチャー・スマート・フィナンシャル・ホールディングス(Venture Smart Financial Holdings)は、そのパートナーであるValue Partnersとともに、香港証券先物委員会(SFC)にスポットETFの申請を行ったと以前CoinDeskが報じている。

ロイターの記事によると、4つの事業体がビットコインのスポットETFを立ち上げるために申請書を提出したという。そのうちの3社をChina Asset Management、Harvest Fund Management、Bosera Asset Managementの香港ユニットだとしている。

SFCと特定された3社は、CoinDeskのコメント要請にまだ応じていない。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Hong Kong Likely to Approve Spot Bitcoin ETFs Next Week: Reuters