香港、早ければ週明け15日にもビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認する可能性:ブルームバーグ
  • ブルームバーグが情報筋の話として報じたところによると、香港は15日にもビットコインとイーサリアムの現物ETFを承認する可能性があり、月末までに取引が始まる可能性がある。
  • 情報筋によると、承認のスケジュールは確定しておらず、土壇場で変更される可能性があるという。

ブルームバーグ(Bloomberg)が関係者2人の話として報じたところによると、香港は早ければ週明け15日にもビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)を承認する可能性があるという。

報道では、香港証券取引所(HKEX)と上場の詳細を詰めるのが間に合えば、今月末までに発売される可能性があるとされている。

最初に承認される可能性があるのは、ビットコイン現物ETFを最初に申請したと報じられている中国の大手資産管理会社ハーベスト・グローバル・インベストメンツ(Harvest Global Investments)と、ボセラ・アセット・マネジメント(インターナショナル)(Bosera Asset Management (International) Co.)とハッシュキー・キャピタル(HashKey Capital)が提供する商品。

情報筋によると、承認のスケジュールは確定しておらず、土壇場で変更される可能性があるという。

香港によるETFの承認は、暗号資産(仮想通貨)市場を動かす最大のイベントの1つとみなされており、これによって香港がアジア有数のデジタル資産ハブとしての立場を確立する可能性がある。

アメリカは1月にビットコイン現物ETFを承認しており、ビットコインが7万3000ドル(約1095万円、1ドル150円換算)に達する記録的な価格上昇につながったが、イーサリアムETFはまだ承認していない。

実際、アメリカがイーサリアム現物ETFを承認するという期待は薄れている。

香港の市場規制当局である証券先物委員会(SFC)はコメントを控えた。

ハーベスト・グローバル・インベストメンツ、ボセラ・アセット・マネジメント、ハッシュキー、HKEXは12日の営業時間後に送られたCoinDeskのコメント要請にまだ応じていない。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Hong Kong Could Approve Spot Bitcoin, Ether ETFs as Early as Monday: Bloomberg