マトリックス法によるテクニカル分析(2024/5/10)ビットコイン、来週中に勝負つきそう【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.2。前回レンジを下抜け、「非常に弱い形にも見えるが、3月5日の安値890万円」など「サポートはいくつか見える」と申し上げたが、その890万円で何とかサポートされた。いわば調整局面入りを首の皮一枚で回避した格好。

但し、まだ本当に回避できたかは勝負がついておらず、来週中にはっきりしそう。一目の雲の上下どちらに出るかに注目。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

前回920~1100万円のレンジを下抜け、なべ底天井の弱い形が出現したが、実体部分で3月5日の安値890万円(下ひげでは880万円)でサポートされた。次は1100万円から880万円の半値戻し990万円(上ひげで1000万円)で上値を押さえられており、このレベルをクリアに上抜けられるかが正念場。まだ勝負はついていないか。

評点:3

移動平均線

ゴールデンクロスしそうでしない、何とも言えない形。

評点:3

一目均衡表

雲を下抜け、3役逆転の売りサインはダマしに終わったが、5月16日までに雲の上下どちらかに抜ける正念場が到来。

評点:3

ボリンジャーバンド

前回の下向きのバンドウォークという見立てはダマしというか勇み足。方向感出ず。

評点:3

MACD

まだダマしの可能性残るが、ゴールデンクロス発生。

評点:4

RSI

50近辺。

評点:3

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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