- シバスワップがシバリウム・ブロックチェーンに拡張したことで、ユーザーは新しい流動性プールを作り、流動性を供給して手数料を稼ぐことができるようになった。
- シバリウム・ブロックチェーン上の取引拡大は、柴犬コインの焼却(バーン)を促進し、供給量を減少させることになる。
暗号資産の柴犬コイン(SHIB)と関連した分散型取引所(DEX)のシバスワップ(ShibaSwap)が5月16日、柴犬コイン開発チームが構築したイーサリアムレイヤー2のシバリウム(Shibarium)ブロックチェーン上で稼働した。
シバリウム・ブロックチェーン上での取引が増加すると柴犬コインの焼却が促進され、市場全体での流通量が減少することになると開発チームは述べている。ビットコイン(BTC)など暗号資産市場全体が15日に広く上昇するなか、柴犬コインも24時間で8.8%上昇した。CoinDesk 20 Index(CD20)は約7%上昇。
ユーザーは新たに流動性プール(LP)にトークンを預け入れ、トークンの交換(スワップ)に必要な流動性を供給することで、取引手数料の一部を報酬として受け取ることができるようになった。データによると、シバスワップには16日時点で2500万ドル以上のトークンがロック(預け入れ)され、24時間の取引高は170万ドルに達した。
「シバリウム・ブロックチェーンの取引が活発になればなるほど、ベースのガス代を焼却は増え、柴犬コインの全体的な焼却率に影響を与えるだろう」と開発チームは述べた。
ShibaSwap harnesses Shibarium's scalability and cost-efficiency alongside Ethereum's proven security and robustness.
— Shib (@Shibtoken) May 15, 2024
This will allow users to optimize their trading strategies and manage liquidity like never before by making the most of both blockchains.
We’ve also simplified… pic.twitter.com/hSuepqjYn5
焼却(バーン)とは、トークンを誰も管理できないアドレスに送信することで、供給から永久に削除することを言う。
取引高が増えるとステーキングや流動性プールにトークンを預け入れたユーザーはより高い手数料を受け取ることができるため、シバスワップでの取引とステーキングはエコシステムの成長に貢献すると開発者はXで述べた。
|翻訳:Shun Ide
|編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Christal Yuen/Unsplash
|原文:SHIB to Get More Scarce as Key Exchange Expands to Shibarium