本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は3.3。一目は3役好転、MACDはデッドクロス、それ以外もまちまち。結局、前回指摘したレンジ上抜けは本物か勝負がついていない格好。
一文新値のダマしならば、もう少し下がっているはずで、どちらかと言えば上方向で見ている。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください（リンク先はTradingView社のサイトです）。
パターン分析
前回「レンジ上抜けは本物か」と申し上げたが、まだ勝負がついていない格好。
レンジ内に戻されているが、一方でレジスタンスだった1040万円でサポートされている。俗にいう一文新値のダマしだったならばもう少し下がっているはずで、5月1日の安値からの上向きのサポートラインもあり、どちらかと言えば上抜け方向か。
評点：4
移動平均線
ゴールデンクロスの効果も一服、両線が近づきつつあり、そのうちデッドクロスしそうにも見える。
評点：3
一目均衡表
3役好転継続。
評点：5
ボリンジャーバンド
バンドウォークは一巡、バンドはエクスパンションからスクィーズ気味。ただ、まだ完全にスクィーズした感じでもなく、2月後半の様に一度スクィーズしそうに見えて再びエクスパンションしそうにも見える。
評点：4
MACD
デッドクロス。
評点：1
RSI
50台、方向感なし。
評点：3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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