本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は4.0。前回「延長戦」と申し上げた、レンジ上抜け、史上最高値に向けた勝負は佳境に入った。前回デッドクロスしていたMACDがゴールデンクロスに転じており、テクニカルは好転。ただ、上抜けが濃厚だが、まだ勝負はついていない。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析
3月から続くレンジを5月21日に一旦上抜けたが、上抜けが本物かどうかまだ勝負がついていないと申し上げた。
そして、レジスタンスだった1040万円や5月1日の安値からの上向きのサポートラインもあり、どちらかと言えば上抜け方向と申し上げていたが、いよいよレンジ上抜けをトライしている。
ここを抜ければ3か月続いたレンジをクリアに抜けることになり更なる高みを目指す格好となる。
評点:4
移動平均線
9MAが上向きに転じ、デッドクロスを回避。
評点:3
一目均衡表
3役好転継続。
評点:5
ボリンジャーバンド
スクィーズ気味だが、2月後半の様に一旦バンドが収縮するもバンドウォークが始まりそうにも見える。
評点:4
MACD
ゴールデンクロス発生直後。
評点:5
RSI
60台だが、まだ買われすぎには至らず。
評点:3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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