日本の投資会社メタプラネット、160万ドル相当のビットコイン購入を発表──株価は約10%上昇
  • メタプラネットは160万ドル相当のビットコインを追加購入し、保有総額は940万ドルに達した。
  • 11日に行われたこの発表を受けて、メタプラネットの株価は約10%上昇した。

日本の投資会社メタプラネット(Metaplanet)は、160万ドル(約2億5000万円、1ドル155円換算)のビットコイン(BTC)を追加購入したことを発表した。この追加購入で、同社のビットコイン保有総額は141BTC、価値にして約940万ドル(約14億5700万円)に達した。

メタプラネットの株価は11日、2024年4月以来3度目となる購入を公表したことで9.9%上昇した。

先月、メタプラネットは日本の債務負担とそれに伴う円のボラティリティから生じるリスクに対するエクスポージャーを減らすため、ビットコインを準備資産にしたと発表した。

メタプラネットのビットコイン戦略は、アメリカのソフトウェア開発会社マイクロストラテジー(MicroStrategy)の戦略と似ている。マイクロストラテジーは2020年にビットコインの購入を開始して以来、143億ドル(約2兆2165億円)相当の21万4400BTCを蓄積しており、企業としては最大のビットコインを保有している。

|翻訳・編集:林理南
|画像:東京の街並み(Ryo Yoshitake/Unsplash)
|原文:Metaplanet Discloses $1.6M BTC Purchase; Shares Jump 10%